ダイキリ飲んでキューバ映画へ | ラテン!ラテン!ラテン!

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渋谷からラテンアメリカ映画を発信!!

12月10日

新宿ショットバー「Havana」のKちゃんに
頼まれたGuayaberaを探しに、旧市街へ。
いろんな色から模様、素材があるので、
ほんとに悩むんですけれど。
ラテン!ラテン!ラテン!-guayabera
上記はメキシコ製なんすけれど、
オーバーシャツで、裾にスリット、
胸と背中にそれぞれタッグがあって
ポケットがついているシャツ。

お値段もピンキリなので、結局、Tianguis(マーケット)で
手作りGuayaberaを物色。
手描きで「L」とか書いてあるので、大きさが不安。

歩き回って疲れたので、初めて、 Floriditaに入る。
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「La Cuna de Daiquiri」(ダイキリ発祥の地)
「Entre los 7 bares mas fomosos del mundo」
(世界で最も有名な7軒のバーのひとつ)
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ここは、ヘミングウエイが好んだという
甘くないダイキリが売り。
うわさでは1杯=10CUC(1CUC=103円)と聞いていたので、
「絶対、飲まねえな」と思っていたけれど、
今回は、なぜか入ってしまった。
店内は満員。ツアーの人々が団体で入っているからか。
日本人はいなかったけど。
カウンターに席をみつけて、まず1杯。
「う、うまい!」このフローズン。

ラテン!ラテン!ラテン!-daikiri

あまり甘くないし、暑さがやわらぎ、すっきりする。
それに1杯=6CUC(620円ぐらい)だったので
2杯も飲んじまった。

旧市街では、至る所で革命50周年記念ポスターが
目につく。
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ラテン!ラテン!ラテン!-vieja3

のんびりとした古本市も以前のまま健在。
ラテン!ラテン!ラテン!-vieja1

その後、ベダードまで歩いてもどり、
YARA劇場でキューバ映画「Los Dioses Rotos」
今回、上映直前にできあがった作品らしく、
ICAICの試写では、まだ音楽が入っておらず、
クレジットもなかったとか。

なんといっても主演俳優が、とってもイイ男だった!!
カルロス・フォンセカドキドキ
ラテン!ラテン!ラテン!-carlos

その男に翻弄される4人の女。話の元は、
サン・イシドロに実在した有名な女衒(ぜげん)、
アルベルト・ヤリーニ。20世紀初頭に
縄張り争いで銃殺されたといわれるが、
今も彼の墓には花が手向けられている。

同じサン・イシドロ出身のダラナス監督が、
その話を元に舞台を現在のハバナに移して、
フィクションとして作り上げた作品。

このアルベルトに翻弄される4人の女性も
それぞれ社会的立場が違い興味深い。
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