キューバ映画祭2009「3つの愛の物語」とボレロ | ラテン!ラテン!ラテン!

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渋谷からラテンアメリカ映画を発信!!

いやはや、バタバタでやっと字幕をしあげたばかりの
「3つの愛の物語」

3本の作品からなる1本(?)
舞台は、メキシコなのですが、脚本はガルシア=マルケスと
キューバ国際映画テレビ学校の脚本家の合作です。

そして、3本目はキューバのトマス・グティエレス・アレアが監督。

何と言ってもこの3作の見どころは、女性たちと
ファンタジックな物語。

大筋は公式サイトに書いたので、ここでは、俳優と音楽に注目。

第一話「鏡」
今のメキシコで第一人者と思える俳優、ダニエル・ヒメネス.カチョ。
ま~た、遡ってしまいますが、今年、メキシコで観た舞台、
El Buen Canario」でも、私の目は、ディエゴよりダニエルに
釘付け。

ここでも実は、笑えるギリギリのところで、結婚直前の
若い女性が買った鏡の中に現れる19世紀の兵士を演じています。
「戦争より愛のために死ぬ」男!


第二話「土曜日の泥棒」
この泥棒役もダミアン・アルカサルも、いい俳優ですわ~。

「タブロイド」を観た方なら、きっと分かるはず。
あの本当のことを言っているのか、それとも
主人公を操っているのか、最後まで翻弄される
ビニシウス役です。ジョン・レグイサモを
完璧に食ってましたね。

ここでも、キューバのボレロやダンソンが・・・。


第三話「遠く離れて」
かのボレロの名曲「Contigo en la Distancia」が原題です。
そして、この歌詞を探している時に見つけてしまいました。

これをアップしたいがために書いたのかも。
「Contigo en la Distancia」カラオケ版
下に歌詞がでていますが、色がついてから歌ってね。
ちゃんと歌も入っているので、一緒に歌えますよ。
歌っているのは、メキシコのルイス・ミゲル。

少なくともサビ(特に最後)は、歌ってみてくださいね。
「コンティーゴ・エン・ラ・ディスタンシア~
アマーダ・ミア、エストイ」



とてもゆっくりしているので、きっと大丈夫。
さっきから、2度も歌ってしまった・・・( ̄_ ̄ i)
明日は3時起床なのに、何をしておるのか。

ああ、でも、なんとロマンチックで切ない歌。
この歌のように、とても切ない物語です。

ボレロついてに、映画とは全然関係ないのですが、
こちらも、どうぞ。
ルイス・ミゲルのボレロ・メドレー
私が好きなのは、最後の「Contigo Aprendi」
アルマンド・マンサネーロが歌っておりましたね、その昔。
(古すぎるけど・・・)