アルゼンチン滞在終了/「瞳は静かに」公開記念連載 | ラテン!ラテン!ラテン!

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渋谷からラテンアメリカ映画を発信!!

みなさま、またまたご無沙汰してしまいました。

11/30に出発した今回のアルゼンチンVentana sur
フィルムマーケットについては、間もなくwebDiceに
載るはずです。原稿を送ったもんね。マーケット最終日に。
気を失いながらも書いたもんね。
(いばるほどのことではないが…)

出発前から寝ていなかったので、ぼ~~~っとしたまま
飛行機に乗りましたが、なんと、今回は、飛行機の中で
1本も映画を観ず。行きも帰りも爆睡で、キャビンアテンダントの
熟男女(デルタ航空は若い人、ひとりもいません!)の
みなさまから「死んでるかと思った」と言われる始末。

フォーク持ったまま寝落ちていたらしく。恥ずかし…。

いやはや、いくら眠っても眠り足りない。
というのも、マーケットの間は、午前中から打ち合せ、スクリーニング、
そして、また打ち合せ。夜は配給会社や各国の映画協会が
主催のパーティが毎日あるのです。

ま、別にパーティには出なくてもいいんだけど、
でも、ほら、皆、お酒が入るから、普段よりも
口が軽くなって、つい…なんてこともあるから楽しい。

それに映画以外のことも話すので、一緒に
仕事をしていきたい人かどうかのバロメーターにも
なる。要は、一緒に酒のんで楽しい相手と仕事したいねえ、
ということだけなのだけど。

互いに作品のことを考えて協力し合う、みたいな。
もちろん、仕事ひと筋の奴らもいるよ、ラテンアメリカでも。
で、ぐいぐいチカラを延ばして来ているけれども、
なんだか見ていると燃え尽きそうでハラハラしちゃう。

一方で、頑張りながら、住む場所を変えたヤツも多い。
メキシコからブラジル、とか、ベネズエラから
モントリオールとか、そういう話を聞いていると、
本当は皆、自由なんだよなあ、ということを想い出させてくれる。

今やインターネットがあるのだから、別にどこに
住まなきゃ何かができないなんてことないじゃん!と
言われた。まさに!

そして、そういう引っ越ししているのが、私と同じ世代
だったりするので、ひじょ~に新鮮だった。

今回、もうひとつ新鮮だったのは、初めてマーケットにいながら、
原稿を書いたこと。色々なことを一度にやることが苦手なので、
当初は「くるし~~~」と思っていたのだけど、
お尻たたいてくれる人がいたので(UplinkのKさんありがとう!)
自分でもやらなきゃ、とパーティに行かずに書いた日も。

最後のVentana Surは、間もなくアップの予定。


キューバの熱を知る新ラテンアメリカ映画祭


メキシコ若手才能が集うグアダラハラ映画祭



昼間はほとんど食べる時間がなかったので、カフェテリアで
出ているサンドイッチをつまむぐらい。
みんなから「元気?」と聞かれると「腹減ってる」と
返してしまうほど、ひもじさ満点の滞在でした。

なので終了後は、食べた、食べた!
サン・テルモが近かったので、おいしいお肉とワインを
おごっていただきましたん。

隣にいた人から「本当によくたべるなあ」と言われるほど。
でも、そのおじさん曰く
「よく食べ、よく飲む人は信頼できる!」
そうなので、ま、褒め言葉ととっておこう。

今回も色々な映画や色々な人々に出会えましたが、
アルゼンチンでも、女性が面白かった!
いやあ、元気だす。

子どもがいようが何だろうが、撮るといったら
撮るぜ!という気概がすごい。彼女たちと
一緒に何かできるようになればいいなあ、と
思う、今日このごろ。

ただいま、アトランタは午前8時40分。
これから12時間の空の旅です。
(ここまでブエノスアイレスから10時間。
帰りはちと短いのね)

日本に着いたら、何を食べようか、と
そんなことばかり考えてます。

☆画像のアップに失敗したので、帰国してから
写真をのせます~~♬